生薬の話

日本古来より伝わる民間薬とは

民間薬

こんにちわ!自生している草木を取って食べるって中々な高等技術ですよね。まず知識がないとそれがどんな植物かもわからんし、実際に食べて経験したことがない人にはかなり危ない冒険になってしまいます。筆者はタケノコとかサツマイモを掘って食べた記憶ぐらいしかないです。(許可された場所でね)

日本には古来から使われてきた民間薬というものが存在します。
山とかに自生している草木から薬草になるものを探しあてて治療に用いていました。
でも現代では民間薬を単独で医療用としては全く用いられていませんが、漢方の一部として使われているものもあります。(朝鮮人参とか)

なのに中国から伝わってきた中医学が日本独自に発展した漢方が医療現場では用いられています。
昔からある民間薬と漢方薬についてこの記事では触れていきたいと思います。

民間薬と漢方薬の比較

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共通点は

それは植物などの自然物を使用していること。
西洋薬のように単独成分を抽出してカプセルや錠剤に形を整えるとより薬っぽくなるけど、
自然に生えているものをほんの少し加工して飲むので専門の工場がなくても手軽に使える点も共通している。

朝鮮人参はどっち!?

正解はどっちにも該当します。
<民間薬として>
その使い方はだいぶ曖昧。
「健康維持・不老長寿」
うーんだいぶ胡散臭さが出ている。でもこれ飲んでおけば体に良さそうってのは伝わりますね。
実際の効果の再現性は乏しい。
古典的な公な文書はないにせよ、おばあちゃんの知恵のように伝わってきた日本固有の使い方です。
<漢方薬として>
「胃腸機能低下に伴う、食欲不振や消化不良など」
これはかなりわかりやすい!なぜかというと昔から伝わってきた中医学ないし漢方薬の古典文書に記載がしっかりされておりこういう効果があるんだよと経験則からしっかり効果が保証されているから。

三大民間薬(ドクダミ、センブリ、ゲンノショウコ)は使えるのか?

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先ほどの段落では民間薬は胡散臭いなんて書いてしまいましたが、実際の民間薬の効果を見ていきましょう。
有名な日本の三大民間薬をご紹介しますね。

ドクダミ(十薬)

ドクダミ♪ハブ茶♪ぷーーーあーーるーーー♪なんて歌聞いたことありますよね。
身近なところだと。そうあのお茶に入っています。
生薬名では十薬とも呼ばれています。
生薬として10以上の効果を持つことから名づけられたそうです。
葉っぱはハートの形をしていて独特のにおいがあります。
この匂いが乾燥することで消えて飲みやすくなります。
その作用は炎症をやわらげる作用と利尿作用があります。
ほかにも便秘や高血圧など色々と効いてくれます。
葉っぱはお茶として使うだけでなく、炙って患部に張り付けることで湿疹やおできや水虫にも使うことができます。
漢方では五物排毒湯の構成生薬として使われています。
主に皮膚疾患に用いられます。

センブリ(当薬)

これもお茶として飲む方法が有名です。
千回振ってもまだ苦い!に由来する名前ですね。
民間薬では消化不良や食欲不振など胃腸を整える作用として用いられます。
近年では育毛剤としても効果を発揮しているみたいですがその真意は謎です。
漢方薬としては用いません。

ゲンノショウコ

漢字で書くと「現の証拠」と書けます。
ゲンノショウコを使うと確かに効き目が実際出ることから名づけられました。
他にもいっぱい効き目が出る生薬はある気がするけど・・・
安直な!笑
ゲンノショウコも健胃整腸剤であり、胃腸を整えてくれます
主には下痢に有効成分であるタンニンが効いてくれます。
タンニンは西洋薬でも下痢止めとして使われるタンナルビンの成分と同一になります。
またお腹を総合的に整えてくれるので便秘にも効きます。
これも漢方薬ではなし。

民間薬の安全性

原則、知識がない人が飲んでも安全なため用いられてきました。
漢方は西洋薬と比べると安全といわれますが、生薬の重複や強く体に影響を及ぼすものもあります。
その漢方よりさらに手軽に副作用が起こりにくいのが民間薬です。
でも民間薬は自生しているものを自ら取ってくることも簡単なことから、植物を見誤って毒が含まれる植物を食べて中毒になってしまうリスクもあります。
採取は専門家の目があったほうが安全でしょう。

まとめ

まとめ

・民間薬は手軽に手に入るけど効果は曖昧。
・自生しているものを採取するときは専門家の目を通す。
・民間薬は漢方として使われるパターンは少ない。
・健康維持としてサプリのような使い方が適切。
・おばあちゃんの知恵を伝えていってください。

民間薬と漢方薬の違いが学習できましたね!
筆者のイメージとしてはサプリに近いかなと思ったのでまとめに記載しました。
でも医療機関にかかるときは一応こういう民間薬も使ってますよと伝えてくれると参考になります。
意外と日常的に使っているものが疾患の原因になることもあるので。
では~このへんで~!

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