病院薬剤師

採用目線から見る病院就職で合格する秘訣

こんにちは、りんりんです。
病院薬剤師への就職は情報収集から始まり、履歴書を書いて試験を受けます。
この就職試験が中々難しいのが現実です。
有名な病院であれば倍率も非常に高く、自分が目指したい道が閉ざされてしまうこともあるでしょう。
この記事では以下のようなあなたの悩みを解決するために執筆しました。

・就職試験はどうにか合格したい
・合格するにはどういう対策が必要?
・具体的な知識は?
・具体的なマインドは?

就職や転職において悩みはつきものです。
解決の糸口を一緒に見つけていきましょう。
理想の職場で仕事をする上で就職試験は避けては通れません。
履歴書・面談・筆記試験は確実にあると思ってください。
面談だけで終わりなんていうバイトのような採用方法はありません。

この記事でわかること

・書類選考への対策
・面接への対策
・小論文への対策
・筆記試験への対策
・情熱の伝え方

履歴書はラブレター

その病院薬剤部が好きで好きでたまらない。
そんな思いを伝えることで、その部に入りたいという意思表示です。
履歴書を書くのも見るのも全ては人間です。
相手がどのようなことを思うか考えながら書かなくてはいけません。

志望動機

なぜその病院に入りたいのか?明確な理由がなければ就職はできません。
なんとなく・・・
家が近いから・・・
これでは例え合格しても続ける気力がなくなってしまいます。

ありきたりな志望動機としては、

HPなどで大々的に宣伝している領域に興味が持ったから!
という類です。

その分野では既に人員としては充足している可能性が高いです。
なぜかというと、力を入れているからです。指導薬剤師がいるため、後輩もその分野に強くなるでしょう。
既に人が足りているのにそこだけ補充しても組織としては偏るだけです。
しかし中途採用の場合は意味が変わってきます。
スペシャリストの資格を持っていて、現存の部員を指導できる立場であれば、薬剤部としては欲しい人材になるでしょう。

薬剤部が欲している人材になりたい旨が、動機の中にあると良いでしょう。
もちろん薬剤部が力を入れている分野を蔑ろにしてはいけません。

小児専門病院なのに「大人のがんを学びたいのです!」
と言っても、「うちでは学べません」と言われてしまうだけです。

趣味

潜在的な性格を反映してくれるのが趣味です。
ギャップがあると面接で会話の広がりが期待できるでしょう。
見た目がおとなしいのに、サーフィンが趣味です!とか
人として興味深いですよね?

何も趣味がない人はありきたりなもので結構です。
読書や音楽など。
無趣味だと、仕事以外の充実さが全くないような人になってしまいます。
中には仕事が趣味です!という人がいます。
それは働き初めて、仕事の面白さに傾倒した結果です。
まだその場で働いてもいないのに趣味ですとは言えないですよね。

また世間一般的に悪いイメージがある趣味は書くのを避けましょう。
ギャンブルやタバコや風俗が該当します。
ネタだと思われてしまいます。
今まで採用試験で、そのようなことを書いてきた人とは幸いにして巡り合ったことがありません。
病院薬剤部ではぶっ飛んだ人を求めてはいません。
普通に仕事ができて常識があれば十分なのです。

保有資格

プラスアルファの部分です。
無資格だからと言ってマイナスになることはないです。
一方で資格があれば若干のプラスになると思ってください。
一般的なところで言えば、運転免許証ですね。
都会の病院であれば、交通の便が良いので車通勤することはありません。
しかし地方の場合、自宅が病院と離れていれば車通勤が原則になることもあります。

業務に活かせる資格としてはマイクロソフトのオフィススペシャリストが良いアピールになります。就職するとワード・エクセル・パワーポイントは必須です。
パソコン音痴の人は資料作成や学会の発表で苦戦をします。
オフィスは使えて当たり前の時代ですので、苦手意識がある人は勉強しておきましょう。

医療関連であれば、BLSを持っておくと救急医療に興味があるアピールになります。
院内で無料受講できる場合があるので、わざわざ取る必要はありませんが、
医療者になる上では絶対に知っておいたほうが良い知識になります。
いつどこで誰があなたの目の前で倒れるかなんて予測できません。
基本的な心肺蘇生は知っておきましょう。

顔写真

履歴書を見た時に一番最初に目に付くのが顔写真です。
少しでも写りを良くするのはありですが、加工までは不要です。
顔採用なんて言葉がありますが、現実病院ではありません。

しかし面接官も人間のため好みが出てしまうことがあります。
中には美人だから採用!なんていう人もいます(正確にはいました)
個人的には顔写真がなくても良いのではと思うこともあります。
顔面偏差値は病院で仕事をするのと全く関係がないので。

手書き?印字?

5人に1人ぐらいでしょうか。
印字の履歴書を見ることがあります。
冒頭で履歴書はラブレターと書きました。
印字のラブレターを貰ったらどう思いますか??

あなたの本気度や情熱は無機質なフォントで伝わるでしょうか?
就職活動で、多くの履歴書を書くのは負担になります。
自分も経験しているからわかります。
鉛筆で下書きして、時間をかけて丁寧に書く。
そして下書きをなぞって清書する。下書きは丁寧に消しておく。
手間がかかった履歴書は見た感じからわかります。

IT業界など一般企業では印字の履歴書を可としていることがあります。
僕自身も絶対的にNGではないと思います。
しかし情熱だったり人間性は伝わりにくくなるデメリットがあることを承知しておきましょう。

面接で全ては見抜けない

面接は人となりを見抜く大事な機会です。
人生の大半を一緒に過ごす人ですから、ここでの判断は大変重要になります。

第一印象

人は見た目の第一印象が大きく記憶に残ります。
頭からつま先まで見た目は意識しましょう。
髪型は整っているのか?
靴は磨かれているか?

これは社会人であれば当たり前なことなので、見た目の不潔さで減点することはあっても加点されることはありません。

清潔で明るい雰囲気であれば印象も強く残ります。

人柄

「人柄重視で採用しています!」
という言い回しをよく見かけませんか?
面接をしていると人柄が出ているか否かはよくわかります。
そして緊張すると縮こまってしまい本当の人柄がマスクされてしまい損をすることもあります。
表情だったり、仕草に注意を払いましょう。
表情豊かでよく笑顔が見られれば、その面接での場の人柄は良く見られるでしょう。
丁寧な所作も心がけてください。

情熱

病院薬剤師になって病院に貢献したいという情熱も必要です。
いくら志望動機が揺るぎなくても、その人からやる気という名の情熱が感じられなければ、
採用はしないでしょう。
大抵志望動機や病院でやりたいことが明確な人も相応の情熱を持っています。
なんとなく・・・
勉強のため・・・
では情熱は感じられません。
この病院で働きたい!ここで働かせてください!!
働きたくてたまらないんだ!

という姿勢をアピールしてください。

一般常識力

たまに聞きます。
ニュースを普段から取り込んでいるかという確認です。
僕の経験則ですが、ハイパフォーマンスを発揮する薬剤師は普段から薬事関連のニュースはもちろんのこと、一般的な新聞に載っているようなニュースも取り入れています。
主には政治・経済関連です。
このご時世ではニュースアプリがあるので無料で即時にニュースが手に入ります。
TVや新聞がなくても簡単にニュースが把握できるので1日1回は見るようにしましょう。
特に医療にも関連するような一般的なニュースは絶対チェックです。

・SDGsについて
・カーボンニュートラルとは?
・ウクライナ情勢については?
・マイナンバーカードについて

小論文

病院によっては試験がないこともあります。
こちらも参考程度と考えて良いです。
しかし、内容うんぬんより絶対に守って欲しいことがあります。

文章力がない

文才がないのは仕方ありません。
書き慣れていなければ無理です。
しかし言いたいことを簡潔に書くことはできます。
他人が読んだときに自分の主張がいかにわかりやすく伝わるかを考えながら書くようにしましょう。
事前に小論文があることはわかっているはずです。
例題から実際に書いておきましょう。
1回書くと、似たようなお題が出たときにアイディアが生まれやすいです。
全く練習しないで出たとこ勝負だけは避けてください。

ルールを守る

小論文の上でのルールは単純です。

・時間を守る
・文字数を守る
・論文形式を守る

たったのこれだけです。
こんな単純なルールですが、守れない人が一定数いるのが現実です。
一生懸命に内容を考えて書くのも大切です。
ですが、ルール違反をしてしまうとそれだけでアウトです。
社会人には多くのルールがあり、それらを守ることで組織がうまく回ります。
1人が時間を守らなかったら、他の人にも迷惑がかかるのは明白ですよね?

社会に出てからも決められたルールをしっかり守るのが、社会人です。
決められた時間内に一定の文字数をもって書き上げてください。

読みやすい字

僕も習字をやっていたわけではないので、自信はありませんが。
丁寧に書くことはできます。
履歴書でも同じですが、明らかに殴り書きであったり・文字の大きさが不揃いなどは非常に相手方にとっては読みにくい文章になります。
読みにくい文章はそれだけで、読むのが面倒になってしまいます。
何の文字なんだ?と考えながら内容も読み解くのは非常に疲れます。

逆に文字が非常に綺麗だと内容が薄くても、下駄が履かせられることがあります。

字が絶望的に汚いと自覚がある人は普段から書き方を心がけると良いです。
・縦横の一画を水平、並行になるように意識する
・文字の大きさを平均的にする

これだけでかなり綺麗かつ丁寧に見えます。

筆記試験

その時点での知識の定着をはかります。
筆記試験の出題範囲は国家試験が主です。
つまりみなし判定で国家試験に合格できそうかを判断しているわけです。

知識不足

CBTに合格していれば、それなりの知識はついていると思います。
国家試験のように出題範囲が膨大なわけではありません。
所詮は現場の人間が試験を作成しているので、臨床的な問題が主になります。
マニアックな有機化学や物理などはほぼ出ないでしょう。
出たとしても国家試験の流用です。
現場ではほぼ使わない知識ですからね。

ルールを守る

全てに共通です。
時間内に終わらせる。
選択肢を間違えない。
ルールを守れない人間は社会で通用しないのです。

全て埋める

試験の時点で知らない知識・定着していない知識はたくさんあります。
だからと言って、回答を埋めないのは勝負しないのと同じです。
筆記であろうが、選択問題であろうが、全て埋めましょう。
点数が低くても面接や小論文で挽回は可能です。

まとめ

まとめ

僕自身は数千人と面接をしたわけではありませんが、面接をしていると十人十色という言葉を本当に感じます。
緊張が明らかに分かる人やフランクに話す人など。
そして何よりも見た目の第一印象で微妙だなと感じてしまうと、いくら勉強ができても採用から遠のいてしまうことがあります。
清潔感はすぐにでも行動すれば直せます。実践してみましょう。