その他への漢方

即効性のある漢方薬

効果

こんにちわ!通勤中は音楽がないと生きてはいけないりんりんです。
イヤホンはBluetoothなのですが、なにげに電池切れが早い。
そして帰りに電池切れになるならまだよいのですが、朝一の行きで切れると絶望します。
前説が長くなりましたが、この記事の表題は即効性のある漢方薬。
はて漢方とはゆっくり身体のバランスを戻してあげると言うたやんけ!
と言われそうですが、ほとんどの漢方薬がその通り。
でも即効性があって西洋薬より下手したら使われている漢方があるのでご紹介します。

芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)とこむら返り

即効性のある漢方のうち最も有名なのはこれじゃないでしょうか。
「足がつってどうしようもないよ~」とか「夜寝ていると足がつるんです!!」
てな方には絶大な支持を得ています。この漢方。
足がつる=こむら返りと言います。
こむら返りを訴える患者さんに芍薬甘草湯を飲んでもらうと面白いぐらいに効きます。
不思議なのが、毎日飲む必要がありません。必要な時だけ=頓服薬として使います。

証は体力に関係なく使えます。こむら返り以外にも筋肉の急激な痙攣・痛みに用いるので腹痛、腰痛にも使えます。
構成生薬は芍薬と甘草の2種類と、とってもシンプルです。
どちらの生薬も鎮痙、止痛の効果を持ちます。
これらの筋肉の痙攣を抑える=筋弛緩効果はこむら返り以外にも検査や抗がん剤使用時の筋肉痛などにも使えます。

ちなみにどうしても芍薬甘草湯が効かないほどの痛みの強さがある場合は、芍薬甘草附子湯を用います。

半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)と口内炎

この漢方は主に消化器に作用します。
基本的な効能はみぞおちのつかえや悪心嘔吐があり食欲が出ない人に使います。

だがしかーし、抗がん剤を使用している患者さんには違う使い方になります。
抗がん剤(殺細胞性)を使うと自分の免疫細胞までも抗がん剤によってやられてしまいます。
そうなると口の中も同じように免疫の力が弱くなり、元々口内に生息する雑菌たちが暴れだします。
この雑菌たちのせいで口内はぼこぼこと潰瘍ができてしまいます。口内炎の完成です。
そうなる前に、口の中はなるべく清潔に(歯磨き!!)してくださいとお伝えします。
それでも口内炎はできてしまいます。
口内炎は健常者でもストレスや疲労により簡単にできます。
口内炎の作り方は簡単です。
でもひとたび口内炎ができると、カレーやトマトが食べられなくなる!!
そう口内炎のせいで食欲も落ちてしまうのです。

口内炎用の塗り薬やうがい薬は西洋薬でも数種類存在します。
でも西洋薬でも効かないときがしばしばあります。
そんな時に漢方:半夏瀉心湯があるのです!

半夏瀉心湯の口内炎への効果は以下の成分によるものと分析されています。
これは構成生薬である黄芩の成分:バイカリンや黄連の成分:ベルベリンが炎症の元となるPGE2の産生を抑制してくれているようです。
炎症の元となるPGE2がなくなれば口の粘膜も荒らされないで済みますので口内炎も出来にくくなります。

通常漢方は内服薬なので普通の飲み方(お水などでさっと飲む)をしますが、
口内炎で使う場合は半夏瀉心湯を溶かしたお水でうがいをしてから飲み込みます。これにより口の中と胃腸の中どちらにも効果を発揮することができます。

まとめ

・即効性がある漢方もある!
・芍薬甘草湯は足がつる時に即効性を発揮する!
・半夏瀉心湯は抗がん剤使用時の口内炎に効果がある!

長くじわじわ効果が出てくると言われている漢方ですが、
芍薬甘草湯や半夏瀉心湯のように特殊な使い方をするものもあります。
いざって時に強い味方になりそうですね!

今回はこの辺で、ではでは~。