ウイルス性の感染

コロナウイルス診療ガイドラインにも載る新規漢方薬、清肺排毒湯とは!?

covid19

こんにちわ!毎日体温を測ってて気づきました。
年齢を重ねたせいか平熱が下がっている・・・ここんとこ平均35.7度のりんりんです。
この記事では中国でコロナウイルス対策で使われた漢方を考えます。

「新型コロナウイルス診療ガイドライン」

中国からコロナウイルスに対する診療ガイドライン(医療者であれば誰が見てもわかりやすく書いてある治療の解説書)が出ています。現在4/15の時点で試行第7版と続々とアップデートされています。
この中にはコロナウイルスの初期段階~退院までの症状や治療の方法が詳細に記載されています。
治療薬では西洋薬のほか、漢方薬も記載されています。
ガイドラインを見ていて、ニュースでは報道されていないけど、こんなことも注意が必要なんだ!
というような記載を抜粋したいと思います。

感染経路

飛沫感染と接触感染の2経路になります。つまり咳とかくしゃみによる「飛沫」を吸うことと、それらが付着した面を触ってしまうことの2経路はまさに3つの密で最も起こりやすい!
注目するのは、「うんこやおしっこ」からもウイルスが分離されていること!
つまり「うんこやおしっこ」を吸ったり触れたりしても感染する可能性があります。
絶対に感染が疑われる人のうんこやおしっこは吸ったり触ったりしないでください。
動物にも感染すると考えると動物の排泄物にも注意が必要そうですね。

臨床的特徴

成人の臨床的特徴(症状)は発熱や咳、だるさなど喉の症状が主となりますが、
子供や赤ちゃんの場合は少し違うようです。
吐き気・下痢といった消化器の症状。単に元気がない・呼吸が荒いという症状だけのこともある!
また、重症・重篤な患者さんは微熱や発熱がないというケースもある!

中医学による治療

①医学的観察期
・胃腸の不調を伴う倦怠感
 →藿香正気カプセル (丸剤、水剤、内服液)
・発熱を伴う倦怠感
 →金花清感顆粒、連花清瘟カプセル(顆粒)、疏風解毒カプセル(顆粒)
②臨床治療期(確定症例)
●清肺排毒湯
 適用される患者の範囲:各地域の医師の臨床観察と結合し、軽症、中等症、重症患者に
 適用する。危篤患者の治療については実際の状況にかんがみ合理的に使用する。

藿香正気散(カッコウショウキサン)

処方せんで貰える医療用医薬品にはなく、一般用医薬品のみ日本にはあります。
販売会社は
・建林松鶴堂
・クラシエ
・小太郎
・JPS
の4社です。この中では小太郎かクラシエがメジャーなところでしょうか。
でもドラッグストアの棚に並んでいるところが見たことない!結構マニアックな漢方かもしれません。
添付文書を見てみると中~虚証で胃腸が弱く、冷えやすい夏風邪をよくひく人向けのようです。
ガイドラインでは胃腸虚弱に用いるようですね。
コロナにかかるような場所や疑わしい人と接したときに、
咳とか熱はないけどお腹の症状が普段よりおかしいなっと思ったらこれがいいかもです!

金花清感顆粒、連花清瘟カプセル(顆粒)、疏風解毒カプセル(顆粒)

これらは日本での販売はありません。残念・・・
でもすでにある漢方を組み合わせることで上記に近い組成の漢方薬を作り出せます。
が、しかしお金もかかるし、思わぬ副作用も生じる可能性も考えられるため推奨できません。

清肺排毒湯

唯一の治療用漢方!!コロナ対策に新しく配合された漢方(中医薬)。
<厳密にいうと漢方と中国の中医薬は異なります。>
なので、日本での販売はありません。
日本にある漢方を組み合わせて清肺排毒湯に近い組成にすることはできます。
麻杏甘石湯+胃苓湯+小柴胡湯加桔梗石膏によって似たような組成になるみたいです。
ですが!
やはり上記のとおり、自分で市販品を買って組み合わせるのは危険なのでやらないように!
普通の薬局でも、ここまで組み合わせてやってくれるところはないと思うので、
漢方専門を前面に出している薬局が良いでしょう。

まとめ

中国から発出されたガイドラインですが、まだまだ更新されていくことでしょう。
それによって上にあるような漢方の治療成績や西洋薬のデータももっと確実なものとして
出てくると思います。
随時、この記事も更新していくので要チェックですよ!
ではでは~。