女性の悩みへの漢方

ラムールQの効果を薬剤師が解説してみた

こんにちわ、りんりんです。
この記事では一般用医薬品であるラムールQの解説をしていきます。

ラムールQは女性向けの漢方になりますので、
女性特有の疾患にお困りの方に適しています。

どんな人に使えるか

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適応から対象の証。
主には婦人科ですが、さらに細かく見ていきましょう。

適応

適応は女性特有の疾患である以下
更年期障害、血の道症、月経困難です。

これらの疾患は冷え性やイライラなど様々な症状を引き起こします。

どんな証に

漢方は基本的にその人にあった証を元に選択されます。
具体的には実証か虚証か。

このラムールQは証を選びません。
なので、誰にでも使えます。

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中身は中将湯という漢方

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ラムールQの中身は中将湯という漢方になります。
またQが付くことで、ビタミンや鎮痛・鎮静作用の生薬がプラスアルファでブレンドされました。

中将湯は1893年にツムラから販売された歴史ある漢方です。
誕生自体は、さらに昔の700年台になります。
漢方の起源は中国由来になりますが、この中将湯は日本の藤村家の中将姫からきています。
そのため日本独自の家庭薬が約1300年も経て伝わっているのです。

参照元:日本家庭薬協会

当帰芍薬散との比較

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婦人科系の漢方と聞くと、絶対的王者がいます。
それは当帰芍薬散です。
日本の家庭薬が良いのか?中国三千年の歴史を持つ漢方が良いのか?
比較してみましょう。

エビデンスの観点

医療現場におけるエビデンスでは、間違いなく当帰芍薬散に軍配が上がります。
当帰芍薬散は金匱要略が出典元となった漢方です。
金匱要略は中国の古い医学書であり、漢方のバイブルになります。
執筆は驚きの3世紀。

歴史
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その時には当帰芍薬散が出来ていたなんて信じられませんよね。

長い経験歴があり、医療現場でも使われている当帰芍薬散に軍配です。

構成生薬からの違い

漢方は一般的にシンプルな生薬構成であればあるほど、効果が早く・
強く
出ます。

当帰芍薬散は6種類の生薬に対して、中将湯は16種類とかなり複雑な方剤です。
また、使用できる用量も当帰芍薬散の方が多く使えます(医療用のため)
中将湯はあくまで一般薬であり安全性を優先すると用量は少なめになってしまいます。

当帰芍薬散の方が良い?

セルフメディケーションという意味ではどちらも使えます。
しかし、医療現場において医師がしっかり診察している場合では当帰芍薬散の方が良いでしょう。
ただし、当帰芍薬散は虚証向けになるので証には注意です。

その他特徴

薬剤師ならではの目線で気づいた特徴をあげてみます。

錠剤だから飲みやすい

漢方は原則にして粉が多いです。
粉にするとどうしても味を感じてしまいますよね。

ラムールQは錠剤のため、非常に飲みやすいです。
患者さんの負担が少ない剤形と言えます。

安全性

日本で誕生した家庭薬という観点では、安全性があります。
添付文書からも余程のアレルギーなどがない限りは禁忌はありません

誰でも安全に使えるからこそ、セルフメディケーションに向いている薬であると言えます。

まとめ

まとめ

ラムールQというお薬について解説してみました。
中身は漢方の中将湯で古くから日本で使われていた漢方でしたね。
しかしながら、エビデンスや構成生薬からの効果という面では当帰芍薬散の方が使う価値があるのかなとも個人的には思います。

軽い婦人科症状であり、漢方や薬を使ったことがない入門編としては良いでしょう。
ではでは。