病院薬剤師

病院薬剤師の人脈を作る理由と広げ方を丁寧に解説!

こんにちは、りんりんです。
唐突ですが質問です!
あなたは職場や家族以外の人付き合いがありますか?
今回の記事は少し実務とは離れた話題になりますが、一生に関わることです。

りんりん

人脈は人生に大きな影響を与えます

以下のようなことを考えたことがありませんか?

・仕事と自宅の往復しかしていない
・頼れる先輩が院内にいない
・学生時代の友達と疎遠になってきた
・コロナで人付き合いがなくなった

これらは全て人脈に関連する事柄です。

そもそもなぜ病院薬剤師が人脈を作る必要があるのか?
そこを理解しないと能動的には動けません。
仕事&プライベートで人脈を形成することで得られる未来を考えてみましょう。

この記事でわかること

・人脈形成したほうがよい理由を理解する
・院内での広げ方
・院外での広げ方
・仕事外での広げ方

職場・家族以外で人脈形成する理由

人脈を作りなさいと言われても、理由がなければ人は動きません。
どんなメリットがあるのか?
人生にどのような影響があるのか?見ていきましょう。

外の世界を知る

病院とは非常に狭い環境です。
規模にもよりますが、全職員数百〜千人の人しかいない場所で、さらに関わるのは薬剤師の場合だと数百人くらいとしかコミュニケーションは取りません。
しかし、病院外に目を向けてください。
海外も含めると数千という規模から一気に数億人へ拡大します。
数億人の人全員とコミュニケーションをとるわけではありませんが、刺激を受けたり新たな発見を受動的にキャッチすることはできるでしょう。
もちろん能動的に関わり合いを求めるべきでもあります。

ハイクラスの生き方を知る

薬剤師はお世辞にも高年収でハイクラスな職域とは言えません。
世間一般で言えば、中の上くらいでしょうか。
平均年収よりそこそこは貰えていますが、豪遊できる余裕はありません。

少しお金を貯めて、ハイクラスの人達が通う会員制のバーや趣味(乗馬やゴルフなど)をしてその人達と関わり合いを持つと自然と自分が変わっていきます。

朱に交われば赤くなる

これは本当に起こり得ることです。

また、一流の人だけではなく一流のものにも触れておきましょう。
一流のホテルやレストランで所作や味・景色を体験するのです。
実際に経験したか?していないか?では大きな違いが生まれます。
心が動いたときこそ、無意識に人は変わっていきます。

薬剤師以外の生き方を知る

多くの人は国家試験が終わって薬剤師になったら薬剤師の道を選ぶでしょう。
そのために国家試験を受験しますからね。
しかし、人生は資格だけではありません。
仕事は他にもたくさんあります。
薬剤師としての仕事は視野が狭くなりがちです。

薬学や医学的なニュースばかり選択してしまう。
一般常識を知らない薬剤師は患者さんに笑われてしまいますし、薬剤師以外の世界から置いてけぼりになります。

人間はいつか死ぬ

人は1人では生きていけません。
食べているご飯や電気や水といったライフラインは全て人が関与しています。
家だって誰かが建設しなければ住めません。

いつか周囲の人が全員亡くなったら、あなたは一人ぼっちになってしまいます。
そんな孤独感を幸せと呼べるでしょうか。


俺は1人が好きだから!という人に限ってネットゲームで仲間と遊んでいたりしますよね。
他人と関わりあいがある方が確実に人生に色がつきます。

病院内で人脈を広げる

人脈の広げ方です。
病院に限った話しになります。病院は多くの職種が勤務しているので、視野を広げるという意味では最適な環境です。

医師・看護師

普通に仕事をしていれば、この2職種とは絶対に関わることになります。
というか関わらないと仕事ができません!!

セントラル業務だけだと、他愛のない会話などができず相手を深く知ることができません。
しかし病棟では雑談することもありますし、恋愛だって不可能ではありません。
実際に病棟の看護師と結婚している薬剤師は意外と存在します。
医師と結婚したという人はかなり少ないですが、いるにはいます。

病棟だけではなく他部署もよく行く場所があれば関わってみましょう。
そしてその時に気をつけることが名前を呼ぶこと!
名札を付けていれば、初回で記憶します。
何回も名札を確認して名前を呼ぶと違和感が生じます。
視線が名札見ているなーとわかりますので。

技師

僕自身も関わり合いが少ない職種が技師さんです。
検査や医療機器など技師さんも多くの種類があります。
救急に携わっていると特に医療機器の技師さん(ME)と仕事をすることが多いです。
透析や人工心肺などでよく相談に乗ってもらいます。
自ら話しかけに行って名前を覚えましょう。

少しマニアックな話しになりますが、腎代替療法では透析膜や流量によって薬物クリアランスは大幅に変わってきます。
そこでどんな治療計画が予定されているか?
膜の交換頻度は?
除水は?などなど色々相談しています。

事務

病院内には事務職員も多く勤務しています。
保険診療の医事処理や法的な書類の扱いを行う庶務など。

個人的に関わることがあったら、是非名前を覚えましょう。
そして院内ですれ違ったら名前を呼んで挨拶をしましょう。
小さな挨拶ですが、積み重ねることによって相手に認識されます。

病棟のように毎日顔を出せば自然と認識はされていきますが、個人間では話が別です。
同じ病院内にいれば、エレベーターや廊下、事務局に行った時などなど。
鉢合わせる場所は必ずあります。

病院外で薬剤師人脈を広げる

病院内よりハードルが少しあがりますが、方法は同じことです。
そして、なによりも病院外の人脈を大切にしてほしい。
病院を辞めても外の人たちはずっと関わることがあるからです。

顔出し講習会

最近はwebでの学会や講演会が主体です。
これらの参加方法は2パターンあります。

●視聴のみのタイプでチャットなどで質問参加する方法
●スモールグループディスカッションで顔出し、発言ありの方法

チャットでの質問は薬剤師としてはハードルが高く感じるでしょう。
web講演会は参加者が非常に多いです。
その中で参加者の見えない目で注目されるわけですから、手を挙げにくい。
トンチンカンな質問をしたらどうしよう!とも思ってしまいます。

一方で完全に顔出し、発言ありの参加方法では環境がwebですが、対人という意味では現地集合しているのと然程変わりはありません。

専門領域での講習会は顔出しで参加すると、同じ領域を目指す人同士の繋がりができます。
しかも自宅にいながら人脈が出来るので大変オトクです。

学会参加

現地参加の学会では必ず名刺を持っていきましょう。
口頭発表だと質問のハードルが高いですが、ポスターだと演者との距離が近いため、
気軽にお話ができます。
ポスター発表は説明時間が設けられています。
発表者がポスターの前に立って説明してくれるのでその時間がチャンスです。
人気なポスターだと人集りができることもありますが、大体は1対1での説明になります。
説明してもらったら、1つでも良いので必ず質問をしましょう。
質問が出ないと自分が興味をもったことを相手に伝えられません。

最後に挨拶と共に名刺を交換します。
さらに情報交換する場合は帰宅後にメールもしておきましょう。
名刺交換しただけでは人脈になりません。
その後のアフターフォローがあって初めて繋がりができるのです。

一方で口頭演者の場合は少しアプローチが変わります。
まずは座長の先生へ挨拶です。
座長を取り仕切る先生はその分野での権威です。
すなわち偉い先生である可能性が高い
名刺交換できるのであれば必ずしておきましょう。
名刺交換できなくても挨拶は必ず行います。
講演中に質問してくれた先生にも声掛けをしておくと良いです。
最初は緊張から名前と顔を覚えておく余裕がないかもしれませんが、
慣れてくれば質疑応答中でもメモを取って後々見返すこともできます。

オープンチャット

講演会の後に作成されることがあります。
期間限定かもしれませんが、こちらの方が前項よりハードルが低いです。
より実務に即した質問がされるので、身近な悩みが解決しやすいというのもメリットです。
ただし、匿名だと人脈は広がりにくいです。

SNS

スマホを持っている人は、SNSのアプリを何かしら入れているのではないでしょうか。
やみくもにフォロワー数を増やす必要はありません。
できれば、自分と似たような境遇の人や年齢層を相互フォローしあうと情報の共有が捗ります。
また他施設と自施設の比較をしたり、勉強会情報の共有などメリットは多くあります。

SNSで人脈を広げる上で気をつけたいことは以下です。

●資格などマウントの取り合いはしない→上には上が絶対います
●公の場を意識する→悪口や過度な下ネタを発しない
●情報は吟味する→全てが真実だとは思わないこと
●自分にマイナスになる事柄はミュート→無理して関わる必要はない

仕事以外で人脈を広げる

ここまでは全て薬剤師関連の人脈でした。しかし人生は薬学が全てではありません。
中には生涯薬剤師を掲げる人もいますが、みんながみんなではありません。
定年退職したあとは薬剤師以外の人生もありです。
その下準備と言っても過言ではありません。

趣味

趣味は仕事のストレス発散や息抜きに必要なものです。
仕事が趣味という人もいます。
そのような人はシンポジストをやるような、その道を極めし者です。
なかなか真似できることではありません。

1人で出来る趣味もありますが、ここでは人脈を広げるという意味では推奨しません。
薬学の世界とは全く関係ない老若男女が集う趣味が良いです。
マラソンや自転車の社会人サークルですと、健康面からもメリットがあります。

子育て

子供がいる家庭では別の人間関係ができます。
幼稚園や保育園のパパママ友達です。
最近では男性も保育園の送り迎えなどでパパ友を作ることもできます。
様々な仕事と育児の両立を参考にすることができるので、情報の共有はしておきましょう。
どんなことで悩んでいるか、悩みを聞いてもらうだけでもスッキリします。

まとめ

人脈は生きていくためには必ず必要になります。
人は1人では生きていけませんし、仕事も人がいるから成り立つのです。
若手時代は自分の仕事で精一杯かもしれません。しかし若いうちにできた人脈が10年後に大きな仕事として繋がることもあるのです。
積極的に自ら人脈形成に力を注ぎましょう!