その他への漢方

歯痛には立効散!痔には乙字湯!五十肩には二朮湯!唯一無二の適応を持つその漢方の効果はいかに

onlyone

こんにちわ、マックで少しでもダイエットなメニューを考えてしまうりんりんです。
一時期、マックではエビフィレオ+サラダ+黒烏龍茶の組み合わせでしか食べない時期もありました。
理由はおいしいからです!!!
この記事では漢方の多岐にわたる症状への順応力に注目して、意外な適応をもつ漢方を紹介したいと思います。もの珍しい普通の総合病院ではまず在庫していなさそうなところをピックアップしますよ!

立効散(リッコウサン)

エントリーナンバー①は立効散。
名前からするに効果が立つ!
何かに特効薬てきな効き方をしそうですね~。
<適応>
抜歯後の疼痛・歯痛
なんと痛み止めなんです。それも歯科領域でしか使えない・・・
今まで歯医者さんからの処方せんも調剤した経験は幾度なくありますが、この漢方を処方している先生は見たことがありません。なので効き目も正直わかりません!
どなたか飲んだことある人いたら教えてください。

本音・・・抜歯後なんだから麻酔切れたら絶対痛いはず、切れ味の良いロキソプロフェンなどNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)がマストな選択だと思うのだけど実際使うのかは謎です。

構成生薬は結構ユニークです。
細辛、防風・・・去風、止痛、解表:温めて痛みを止める
・甘草   ・・・調和、緩和
升麻、竜胆・・・清熱、止痛、解表:冷やして痛みを止める

温冷による痛み止めを甘草で調和して高めているのでしょうか。面白い構成ですね!

飲み方には注意です。通常の漢方は食前にごくんと普通に飲みますが、この立効散は口に含んでゆっくり飲みます。患部に生薬成分がしっかり行き渡るように飲みましょう~。

乙字湯(オツジトウ)

エントリーナンバー②は乙字湯。
これもパッと見だと何に使うか想像もつきませんが、乙字の「じ」をよく見てみると痔に見えてきませんか。
見えませんね。でも見てください。
そう!痔に効く漢方なのです。
江戸時代に日本で作られた漢方なので乙字のほか甲、丙もあるようですが、現代で残っているのはこの乙字湯のみです。
<適応>
病状がそれほど激しくなく体力中等度の人のキレ痔、イボ痔
構成生薬の中には
炎症熱を冷ます升麻のほか柴胡や黄芩も含まれています。
痔は肛門周辺の血流障害によっておこるうっ血性の病気です。なので血流障害が起こりやすい女性や座り仕事が多い方は痔になりやすいので注意です。
血流改善の生薬で有名どころがあります→当帰!婦人科で度々出てきますね!

間違っても乙字湯は飲み薬なので患部に直接塗ったりはしないように!
外用剤では紫雲膏という漢方があるのでそちらを。
乙字湯は飲んで身体の中から炎症とうっ血を改善させてあげます。

二朮湯(ニジュツトウ)

エントリーナンバー③は二朮湯。
蒼朮と白朮、二つの朮を組み合わせたハイブリッド漢方です!
朮が構成されるときは大抵どちらか1つが入るのですが、この二朮湯はどっちも入っていますよ!
<適応>
五十肩

五十肩のための漢方なのです。ちなみに五十肩とは40代以降に頻発し肩の可動域が制限される関節の痛みです。
よくおじさんが「五十肩で肩上がらないんだよ」って聞きませんか?

上記にもあります蒼朮と白朮が構成生薬に含まれています。加えて茯苓も。これらは水の分布を調節してくれる利水剤です。また止痛効果もあります。
漢方では五十肩の原因を水・気の滞りと考えられこれらを正してくれる生薬が多く含まれています。

問題点は1つ、味がえぐくて苦いのです!
五十肩になる子供はいないと思うので原則おじさん世代がターゲットになるかと思います。
おじさんなら頑張って苦い漢方飲めますよね!?

まとめ

・立効散は歯痛に、口に含ませてから飲むこと。
・乙字湯は痔に使うけど外用剤ではないです。
・二朮湯は五十肩に、おいしくないです。
漢方は複数の生薬で構成されるため、1つの漢方で色々な症状を改善することができる。
がしかし、ここでピックアップした漢方はそれぞれ適応が1つしかないので注意が必要です。
そいじゃここらへんで~ではではぁぁ!